台風15号 太平洋沿岸 東へ進む予想 雨量多くなるおそれ警戒を
台風15号は、九州の東の海上を北寄りに進み、九州南部では、非常に激しい雨が降っています。台風はこのあと九州や四国にかなり接近し、5日にかけて、西日本と東日本の太平洋側を進む見込みで、総雨量が多くなるおそれがあり、土砂災害や低い土地の浸水などに厳重に警戒が必要です。
宮崎 延岡市全域に避難指示 土砂災害の危険性高まる
宮崎県延岡市は土砂災害の危険性が高まったため、午後5時に市内全域に避難指示を出しました。5段階の警戒レベルのうち、レベル4に当たる情報で安全を確保するよう呼びかけています。
JA全中会長“コメ生産者のコスト考慮”概算金設定に理解求める
ことしの新米を集めるため、農協が生産者に仮払いする「概算金」を引き上げる動きが各地で相次ぐ中、JA全中=全国農業協同組合中央会の山野徹 会長は、コメの安定供給に向けて生産者のコストなども考慮して概算金を設定する必要があるとして理解を求めました。
愛媛 宇和島 台風接近に伴い小中学校で授業短縮
台風の接近に伴って愛媛県宇和島市の小中学校では、授業を短縮して、下校時間を早める対応がとられました。
【Q&A】なぜ日本付近で台風発生が相次ぐのか
一般的に、日本のはるか南の海上で発生する台風ですが、今回の台風15号や、先月下旬、鹿児島県で記録的な大雨を降らせた台風12号は日本付近で発生しています。なぜ、日本付近で発生が相次いでいるのか、今回の台風にはどのような点に警戒すればよいのか。台風や大雨のメカニズムに詳しい名古屋大学・横浜国立大学の坪木和久教授に聞きました。
大川原化工機えん罪事件受け 関係する省令を改正へ 経済産業省
横浜市の「大川原化工機」をめぐるえん罪事件で、輸出規制を定めた省令の内容が明確でない問題が判明したとして、経済産業省は関係する省令を改正する方針を明らかにしました。
三重 紀宝町全域に高齢者等避難の情報 5154世帯1万3人
三重県紀宝町は台風の接近に伴い、午後5時28分、町内の全域の5154世帯1万3人に高齢者等避難の情報を出しました。5段階の警戒レベルのうちレベル3にあたる情報で、高齢者や体の不自由な人などに避難を始めるよう呼びかけています。
JR上越線 運転見合わせ「D51」が試運転中に脱線 けが人なし
4日昼前、JR上越線で試運転を行っていた「デゴイチ」の愛称で知られる蒸気機関車「D51」が群馬県みなかみ町で脱線する事故がありました。けが人はおらず、JRは復旧作業を進めるとともに脱線の原因を調べています。
川崎 ストーカー殺人事件 県警が対応ミス認める 40人処分
川崎市の20歳の女性が、元交際相手からのストーカー被害などを警察に相談していたにもかかわらず殺害された事件を受けて、神奈川県警察本部は4日、組織としての対応にミスがあったと認めたうえで、「ストーカー事件などに対処する体制が形骸化していた」とする検証結果を公表しました。また、相談を受けていた警察署の幹部ら5人を懲戒処分にするなど、計40人を処分しました。
日商会頭 新浪剛史氏めぐり“警察の捜査状況を注視したい”
サプリメントをめぐる警察の捜査をきっかけに、新浪剛史氏が経済同友会の代表幹事としての活動を自粛することについて、日本商工会議所の小林会頭は4日開いた記者会見で、警察の捜査の状況を注視したいとしたうえで、経済同友会にはこれまでどおり経済団体としての活動や発信に取り組んでほしいという考えを示しました。