長崎 熊本で線状降水帯が発生 島根 鳥取でも発生のおそれ
秋雨前線などの影響で、九州から東北にかけての各地で雨雲が発達し、長崎県と熊本県では線状降水帯が発生しているとして「顕著な大雨に関する情報」が発表されました。10日は北日本から西日本の広い範囲で激しい雨が降るおそれがあり、島根県と鳥取県でも昼前から夕方にかけて線状降水帯が発生し災害の危険度が急激に高まる可能性があり、厳重な警戒が必要です。
熊本 天草 芦北地方で線状降水帯発生 災害危険性 急激に高まる
気象庁は10日午前5時57分、熊本県の天草・芦北地方に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。「線状降水帯」は、発達した積乱雲が帯状に連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
熊本 苓北町付近で記録的な大雨 災害の危険迫る
気象庁によりますと、熊本県苓北町付近では、レーダーによる解析で午前5時半までの1時間におよそ110ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
長崎南部で線状降水帯が発生 災害危険性 急激に高まる
気象庁は10日午前5時27分、長崎県南部で線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所に降り続いているとして「顕著な大雨に関する情報」を発表しました。「線状降水帯」は、発達した積乱雲が帯状に連なって大雨をもたらす現象で、気象庁は、命に危険が及ぶ土砂災害や洪水が発生する危険性が急激に高まっているとして、厳重に警戒するとともに、安全を確保するよう呼びかけています。
大野泰正元参院議員 きょう初公判 無罪主張する方針 東京地裁
自民党の旧安倍派からキックバックされたパーティー収入を収支報告書に記載していなかったとして在宅起訴された大野泰正元参議院議員の初公判が、10日、東京地方裁判所で開かれます。元議員はこれまで「収支報告書の作成に関与したことはない」と説明していて、裁判で無罪を主張する方針です。
関東・東北豪雨から10年 被災地域 避難計画作り進む一方課題も
記録的な大雨による川の氾濫や決壊により茨城県や栃木県などでおよそ1万5000棟の住宅が浸水するなど大規模な被害となった関東・東北豪雨から10日で10年です。被災した地域では新たな堤防の建設や避難計画作りが進んだ一方、高齢化などを背景に支援にあたる要員の確保などが課題となっています。
JR東日本 海底地震計の情報を在来線の緊急停止に活用
JR東日本は、大地震が発生した場合に列車をいち早く停止させるため、太平洋の沖合に設置された海底地震計の情報を、10日から在来線の運行に活用します。これまでと比べ、地震の検知から列車の緊急停止までの時間が最大で20秒程度、早くなるとしています。
静岡 竜巻や台風の被害1800棟超 きょう被害地域では雨の見込み
国内最大級の規模と推定される竜巻が発生した静岡県では9日、竜巻による死者が初めて確認されたほか、住宅の被害は台風による浸水被害も含めて1800棟を超え、生活への影響が続いています。10日は被害を受けた地域でも雨が降る見込みで、復旧への障害が懸念されるとともに被災者の生活支援が課題になっています。
奈良 世界遺産の春日大社 柱に落書きか 名前のような文字など
奈良市にある世界遺産の春日大社で、建物の柱に人の名前のような文字などが書かれているのが見つかり、警察は何者かが落書きをしたとみて調べています。
秋雨前線が南下 北~西日本 あす広範囲で激しい雨のおそれ
秋雨前線がゆっくりと南下する影響で、10日は北日本から西日本の広い範囲で激しい雨が降るおそれがあります。低い土地の浸水や急な川の増水などに十分注意が必要です。一方、9日も各地で猛烈な暑さとなりましたが、気温が高い状態は今後1か月程度続くと予想されています。